シキボウは愛知県が進めている「あいち環境イノベーションコンソーシアム」に参画し、「ペアリング消臭と摩擦粉砕乾燥機を活用した使用済み紙おむつのマテリアルリサイクルスキームの構築」に着手する。特殊鋼の販売を手がけるサハシ特殊鋼(愛知県名古屋市)と共同で行う。
使用済み紙おむつを摩擦粉砕乾燥する段階でシキボウの臭気対策剤“デオマジック”を使用し、汚物由来の悪臭によりリサイクル促進の障壁となっている課題の解決を目指す。リサイクル後の紙おむつは、ごみ袋などプラスチック製品の製造に使用する。シキボウはコンソーシアムの一員として、市町村・廃棄物処理業者・病院・介護施設などと連携した循環ビジネスモデルの構築を進める。