日本バイリーンは親会社であるフロイデンベルグ・グループが今年2月に創業175周年を迎えたことにともない7月から11月にかけて、日本バイリーングループの国内外18拠点(国内10拠点、海外8拠点:米国、タイ、メキシコ、中国、ドイツ、韓国)において、これを祝う記念行事を行った。
記念行事では、社長スピーチや、175周年記念ビデオの視聴をはじめ、チームビルディングワークショップ、クイズ大会、タイムカプセルなど各種の交流企画などが実施され、各イベントには日本バイリーングループ従業員および、日本に拠点のあるフロイデンベルグ・グループの従業員を含む総勢約2,600人が参加。フロイデンベルグ・グループの歴史と成長を振り返るとともに、従業員同士が顔を合わせるグループ規模でのイベントは今回が初の試みでもあったことから、従業員同士の交流を深める良い機会となり、参加者全員が一体感を感じることのできるものになったと同社は感想を述べている。
1849年にカール・ヨハン・フロイデンベルグによって設立されたフロイデンベルグ社は現在、不織布市場を含む約40の市場セグメントにおいて幅広く事業を展開している。年間売上高約1兆8,000億円、世界約60ヵ国に5万2,000人以上の従業員を擁するグローバルテクノロジーグループである。
一方、日本バイリーンは1960年にフロイデンベルグと大日本インキ(現DIC)ならびに東洋レーヨン(現東レ)の3社合弁により設立。その後、2016年にフロイデンベルグが株式を75%保有することによりフロイデンベルグ・グループの一員となった。
記念イベントにおいて矢形卓哉・日本バイリーン社長は、「当社がフロイデンベルグファミリーの一員として、この特別な年を迎えることができたのは、従業員一人ひとりの献身的な努力の賜物である」と述べ、従業員に対し感謝の意を述べるとともに、「フロイデンベルグの長く誇り高い歴史と成功の核、原則を理解し、日々の業務において体現し続けることで私たちは将来、さらに大きく成長、成功していくことができると信じている。これからも、グループ一丸となって素晴らしい未来を築いていこう」と更なる躍進を呼びかけた。日本バイリーングループは今後もフロイデンベルグ・グループの一員として、革新と成長を続け、従業員のエンゲージメントを高める活動を推進して行きたいとしている。