スリーエム ジャパン／工業用研磨材の新ブランド“3M キュービトロン3”

スリーエム ジャパンは、工業用研磨材の新ブランド“3M キュービトロン3”の第一弾として、オフセット砥石、切断砥石、研磨ベルトの3製品を1月15日より発売した。今後順次ラインアップを拡充していく。
世界初の精密成型トライアングル セラミック砥粒を工業用研磨材に採用した“3M キュービトロン2”が誕生してから12年。圧倒的な研磨スピードの実現により、製造業のなかでもとくに時間を要していた研磨工程の時短など、現場の人手不足の課題解決に貢献している。新ブランド“3M キュービトロン3”は、ますます深刻化する人手不足を背景に、「分子結合技術」、「三角形形状のセラミック砥粒」をさらに進化させたもの。
オフセット砥石と切断砥石は、分子結合技術を最適化した製品。日本の国内市場におけるユーザーの声を反映し、グラインダー作業者にとって使いやすい製品とした。また、塗布研磨材（ファイバーディスク、研磨ベルト）は、精密成型砥粒の形状がさらに鋭利になったため、より鋭く、より深く、より効率的に研磨することができる。自動機やロボット研磨システムにおいても性能を発揮する。
3M キュービトロン3は長寿命化や高研磨力のみならず、作業快適性の向上とともに、振動・粉じん・騒音といった健康被害リスクを低減することができる。同社では、2027年までにキュービトロン ブランドの売り上げを現在の3倍にすることを目指している。