川本産業は、パシフィコ横浜で12月8日に開催された「第36回日本内視鏡外科学会総会」において、同社製品“エンドラクター”の共同開発者である土田忍氏が「クリスタル・アワード」第1位に選定されたと報告した。
クリスタル・アワードは、医療従事者(日本内視鏡外科学会会員)の発案と日本のものづくり企業との医工連携により製品化され現在も市販されている医療機器の中から、医療への貢献および販売数の観点で優れたものを選考し、その開発者を表彰するもの。“エンドラクター”は腹腔鏡下手術時に術野確保を容易にするスポンジ製のリトラクター。臓器排除のための極端な頭低位が不要となり、術者のストレスを軽減するのに役立つ。