東洋紡エムシーは、東京ビッグサイトで11月5日まで開催されている「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」のシンボルコンテンツ「Tokyo Future Tour」で、協力参加企業の一員として、同社の三次元網状繊維構造体“ブレスエアー”を用いたチェアを展示している。
東京モーターショーから名称を変えたJAPAN MOBILITY SHOW 2023は、今年、自動車業界の枠を超えて他産業やスタートアップ、来場者らと一緒に創るショーとして開催された。東洋紡エムシーは、モビリティ分野で展開を進めているブレスエアーを用いたチェアを展示し、ブレスエアーのクッション材としての機能性やリサイクルが可能な環境適合性を訴求する。
展示したのは、自然との調和をイメージした木目調チェアで、そのクッション部分にブレスエアーを採用している。クッション部分は60×60cmの大きさで、ブレスエアーを素材のままむき出しにしたものと表面をカバーで覆ったものの2種類を展示した。これを30台製作し、会場で実際に使用してもらうことで、自動車への感心が高い来場者に向けて、ブレスエアーの機能性と快適性、水平リサイクルが可能な環境適合性などをアピールする。