レンチング・グループは、Red Pointと提携して偽造品対策と顧客保護を推進する。Red PointはオンラインIP侵害の検出および除去における世界的なリーディングカンパニー。同社との提携により、レンチングが現在進めるブランド保護活動をグローバルに展開し、24時間体制のブランド監視サービスを実現することが可能となった。レンチングの繊維ブランドである“TENCEL(テンセル)”“LENZING(レンチング)”“ECOVERO(エコヴェロ)”、そして不織布ブランドの“VEOCEL(ヴェオセル)”は、世界中の業界パートナーやユーザーから幅広い需要を生み出し続けていることから、商標保護とネット上でのブランドの存在を完全に可視化することがますます重要となっていた。
レンチングのグローバルマーケティング&ブランディング部門バイスプレジデントであるHarold Weghorstは次のように述べている。「レンチングは、ブランド保護をつねに最優先事項としている。それは、侵害や偽造問題を回避するだけでなく、当社のサプライチェーンやブランドパートナーの皆様を保護するためでもある。私たちの最終目標は、最終消費者の皆様が持続可能性の面で、価格以上の価値を享受できるようにすることである。検証、認定、ライセンス付与の取組みにより、バリューチェーン上のパートナーや消費者の皆様には、最終製品におけるレンチングの繊維の真正性に信頼を持っていただけるようになっている」
Red Pointsはレンチングの商標や偽造品の不正使用をオンラインで監視し排除する取組みを支援する理想的なソリューションを提供していく。この技術は人工知能(AI)を使用するもので、レンチングの商標の知的財産権侵害を高い精度と効率で自動的に検出する仕組みになっている。