旭化成は、リチウムイオン電池(LIB)用湿式セパレータ“ハイポア”事業を承継した完全子会社である旭化成バッテリーセパレータが、11月14日(現地時間)にカナダ・オンタリオ州ポートコルボーン市において、ハイポアの製膜・塗工一貫工場の起工式を執り行った。新工場は、関係当局の許認可等を取得後、旭化成と本田技研工業との合弁会社により運営される予定。
起工式には、カナダ政府、周辺地域、ホンダならびに旭化成グループの関係者が出席。新工場は、年間約7億m2のハイポア塗工膜の生産能力を有し、2027年に商業生産を開始する。