大塚産業マテリアルは、「第6回 100年企業顕彰」(主催:100年経営の会、後援:経済産業省中小企業庁、日本商工会議所、全国商工会連合会)において「100年経営の会会長賞」を受賞した。滋賀県長浜市において創業1706年という永きにわたり事業を営み、現在は自動車用内装品、健康・介護器具部品、靴・雑貨ラミネート品、リビング家具・事務用椅子カバーの生産に努めている功績が評価された。
本顕彰は、日本に数多く存在する創業100年を超える長寿企業の経営理念に注目し、地域の他企業の範となる優れた企業を表彰するもの。「経済産業大臣賞」(地域共栄部門、事業革新部門の各1社)と、「中小企業庁長官賞」(2社)、「100年経営の会会長賞」(5社)、「日刊工業新聞社賞」(5社)、「優良100年企業表彰」(9社)の合計23社を表彰する。経済産業大臣賞に選ばれたホテル佐勘は祖先が中世から土着した歴史をもつ温泉旅館で、戦乱や災害、コロナ禍を乗り越えてきた点などに着目。また、同賞の坂口電熱は伝統的な電熱技術に磨きをかけ、半導体や航空宇宙分野などの最先端産業を支える点などが評価された。