東レは、香港のチョンクワンオウ海水淡水化プラント向けに、逆浸透(RO)膜を受注した。今回の受注は、20年以上にわたって世界中の海水淡水化プラントにRO膜を納入するとともに、同社の技術サポートによりプラントの安定運転を支えてきた東レの実績が認められたもの。
香港は水道水源を貯水池や中国本土から得ているが、人口増加や経済成長にともなう水需要の増加、気候変動による異常気象や深刻な干ばつに対応するため、安定した水源の確保が課題となっており、気候変動の影響を受けにくい海水淡水化プラントの導入が決まった。