スギノマシンは、自然由来のセルロースを原料としたナノファイバー“BiNFi─s”の活用に関する技術資料(テクニカルレポート)を新たに公開した。繊維長の異なるセルロースナノファイバー(CNF)を広く提供していくなかで、市場からの要望が大きかった、より繊維長が長く繊維径が細いCNFとして、BiNFi─s RMaタイプ(水分散液)を追加し、ラインアップを拡充した。RMaは製造コストを従来と同等以下に抑えながら、含有する解繊不足の繊維を大幅に低減することで、従来より均質性が高いCNF。技術資料では、研磨剤の分散剤、増粘剤、樹脂・ゴムの添加剤としての応用事例についてまとめている。