東レは同社の“ウルトラスエード”が公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞したと発表した。「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」の受賞は今回が初となる。
ウルトラスエードは1970年の販売開始以降、ジャパン・クオリティの最先端素材として基本的な製造技術は変えずに技術革新を繰り返しながら、時代時代の象徴的・画期的な用途で採用されてきた素材。今回の「2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」受賞は、長年培ってきたウルトラスエードのモノづくりの歴史に加え、現代社会の関心の高い、ポリマーリサイクルの導入、植物由来ポリマーへの移行などの環境負荷低減のモノづくりとともに、産学連携活動などの社会活動も積極的に行っていることなどが高く評価された。