特定非営利活動法人 機能紙研究会は11月10日、福岡市の電気ビルみらいホールで「サステナブル社会における機能紙」をメインテーマに第61回機能紙研究発表・講演会を開催する。併催行事として当日はポスター研究発表および新製品展示会を、翌11日は九州大学(水素ステーション、給水センター等)ほかの見学会も予定している。研究発表・講演会の内容は以下の通り。
開会挨拶
機能紙研究会 会長/内村浩美氏
(1)「機械解繊によるシルクフィブロインナノファイバーの製造と繊維補強材としての可能性」
京都工芸繊維大学繊維学系准教授/岡久陽子氏
(2)「三次元磁場配向 NMR の開発:セルロース合成系への応用を目指して」
京都大学大学院農学研究科助教/久住亮介氏
(3)特別講演「素材産業のさらなる競争力強化に向けて」
経済産業省製造産業局素材産業課課長/吉村一元氏
(4)特別講演「ペーパーエレクトロニクス」
東北大学未来科学技術共同研究センターリサーチフェロー/福原幹夫氏
(5)「サプライチェーン排出量算定の取組み」
北越コーポレーション㈱生産技術本部ゼロCO2推進室室長/西村元氏
(6)「機能性無機物とパルプの新規ハイブリッド素材“ミネルパ”」
日本製紙㈱研究開発本部富士革新素材研究所主任研究員/蜷川幸司氏、大石正淳氏、松本寛人氏、大川拓哉氏、吉松丈博氏
(4)「ナノペーパー半導体の開発と応用展開」
大阪大学産業科学研究所准教授/古賀大尚氏
(5)60周年記念講演「機能紙最前線の現状と未来展望」テック・リエゾン代表、機能紙研究会 前・専務理事/藤原勝壽氏
閉会挨拶
機能紙研究会 副会長/濵義紹氏
問合せ先
特定非営利活動法人 機能紙研究会
TEL-0896-58-2055 FAX 0896-58-6240
E-mail:kinoushi@e-kami.or.jp