トヨタ紡織は、トヨタ自動車が7月に発表し、今秋より発売予定の新型「クラウン(クロスオーバー)」に、シートや内装品などが採用されたと発表した。
シートは、クラウンにふさわしい高級感のある見栄えと乗り心地を実現。シートカバーは光輝剤入りの表皮材で加飾を施し、金属加飾したドアトリムなどと室内の親和性を高め、窓越しにも目を引くシートとすることで高級感を演出。クッション性やフィット感は、シートカバーを深く引き込む「深吊り構造」の採用により、臀部の圧力集中を低減させることで向上。また、深吊り構造によって陰影が強調され、より立体的で仕上がり感の高いデザインとした。また、内装品ではパッケージトレイの基材に植物材料であるケナフを使用し、カーボンニュートラル実現に貢献するなどしている。