三井化学㈱は㈱フルステム(所在:沖縄県那覇市)と幹細胞の高密度大量培養に向けた高機能不織布の共同開発を開始した。
フルステム社が開発した幹細胞高密度大量培養装置「Achieva-CS」は、幹細胞培養の足場材として不織布を用いることで幹細胞の大量培養を実現している。両社は、三井化学が培った高分子材料や不織布成形の知見とフルステム社が有する幹細胞の高密度大量培養技術・装置の知見を合わせることにより、次世代の幹細胞大量培養プラットフォーム技術を共同で開発し、再生医療の発展に貢献していく方針。
なお、フルステム社の高密度大量培養の取組みは、3月19日 第21回日本再生医療学会総会にて発表する。